危険物取扱者乙種第4類以外を取得する意外なメリット

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危険物取扱者乙種第4類以外を取得する意外なメリット

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危険物取扱者乙種第4類以外、いわゆる乙種 1類、2類、3類、5類、6類の資格を取得する最大のメリットは、「甲種危険物の受験資格を得る」ことがではないでしょうか。

他に、私の場合、NAS電池を事業所に導入することになったのですが、この電池は、乙種2類と乙種3類の資格が必要だったのですが、知らずに導入を推進して、乙種2類や3類の資格保有者が居なくて大いに慌てた経験が有ります。

結局、乙種を複数保有していて、甲種危険物の受験資格を満たしている方全員で、甲種危険物資格を取得して事なきを得たのですが、この時は、乙種第4類以外の資格を持っていて良かったと感じました。

このように、特殊な危険物を扱う事業所では、必須の資格でもあります。

危険物乙種4類以外の資格取得は、科目免除を活用すれば、かなり有利になりますので、この記事を参考にして、取得されることをお勧めします。

危険物取扱者乙種第4類以外を取得する意外なメリット、乙種 1類、2類、3類、5類、6類

危険物取扱者資格の乙種 1類、2類、3類、5類、6類は、それぞれ次のような危険物を取り扱うために必要な資格です。

乙種1類:爆発物(爆薬、火薬など)の取り扱いに必要な資格で、主に工業や建設業などで使用されます。

乙種2類:毒物(農薬、医薬品など)の取り扱いに必要な資格で、主に医療や農業、農薬メーカーなどで使用されます。

乙種3類:放射能(放射線、放射性物質など)の取り扱いに必要な資格で、主に研究や医療、核エネルギーなどで使用されます。

乙種5類:火薬(火薬製造、火薬販売、火薬保管など)の取り扱いに必要な資格で、主に火薬メーカーや火薬店などで使用されます。

乙種6類:爆薬(爆薬製造、爆薬販売、爆薬保管など)の取り扱いに必要な資格で、主に爆薬メーカーや爆薬店などで使用されます。

これらの資格をビルメンが持っていることで、対象となる業界での就職や転職の幅が広がります。また、取得した資格が必要な業務をこなすことができるため、責任者への登用や年収のアップなど思わぬチャンスが増える可能性があります。

人気の危険物乙4類以外の類は需要がない?意外なメリットについて

マイナーな資格に挑む

マイナーな資格に挑む

危険物取扱者資格の乙種第4類は、燃料やアルコール等を取り扱うための資格であり、一般的に需要が多く人気があります。しかし、それ以外の類を取得することでもメリットがあります。

これら乙4類以外の資格をビルメンが持っていることで、対象となる業界での就職や転職の幅が広がります。また、取得した資格が必要な業務をこなすことができるため、責任者への登用や年収のアップなど思わぬチャンスが増える可能性があります。

危険物乙4以外を取得する最大のメリット

危険物乙4以外を取得する最大のメリットは、指定された4種類の乙種資格を取れば、甲種危険物取扱者試験の受験資格が得られることです。

危険物の取扱の経験が全くなく、化学系単位を大学で履修していない場合でも甲種危険物の受験資格が得られます。

これが最大のメリットになります。

既に危険物乙4を持っている方は、あと3種類の乙種危険物資格を得ると、甲種危険物試験にチャレンジできるのです。

また、甲種危険物の受験申請の際、大学の単位のや、実務経験2年の場合、証明書などの添付で、試験申し込みが非常に煩わしいのですが、乙種4点が有れば、ネット上で申請が完了できますので非常に簡単です。

甲種危険物の受験資格を得るために乙種危険物を4種類を揃える場合の注意点

甲種受験資格として必要な乙類は、以下の最低4種類が必要です。

コンプリートしていれば問題有りませんが、最低限の4点で、甲種危険物の受験資格を得る場合は、以下の制限に順守するようにしましょう。

乙種3類(必須)、乙種5類(必須)、乙種1類または6類のいずれか1つ、乙種2類または4類のうちいずれか1つです。

大体の方が乙4は持っていると思いますので、甲種危険物の受験資格が欲しい方は、以下のように計画的に資格取得をすると効率的です。

・乙4類(既に持っている、又は利用範囲が広いのでまず取得)乙

・乙3類(必須なので受験)

・乙5類(必須なので受験)

・乙1類か乙6類のどちらか一つを選択(私の場合は、比較的取りやすい6類を選択しました)

この4点を揃えれば、目指すは甲種危険物資格です。

このテキストは危険物乙種の科目免除者(乙4を持っている方が対象です

各類の「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」で過去、実際に出題された試験問題をベースにした「テキスト」&「問題」&「解説」によって無駄なく、短期間で集中的に学習できます。

乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者試験 令和5年版

危険物乙種4類など、どれか乙種の資格を持っている場合、一部免除で受験が出来ます、

この場合、各類試験問題数は10問、試験時間35分で受験できます。

このテキストは危険物乙種の科目免除者(乙4を持っている方が対象で、解説が充実しています。

(1)合格に必要な重点項目を分かり易く解説したテキスト
(2) 暗記をなるべく減らすように「考え方」や「ポイント」を解説

らくらく突破 乙種第1・2・3・5・6類危険物取扱者 合格テキスト+問題集 一部免除者用

危険物乙4類以外の類の受験について

受験する以外の乙類免状が有る場合、「危険物に関する法令」が免除になりますから、試験の際、法令を学習する必要はありません。

また、科目免除が有るので、マークシートを塗り間違えないよう注意しましょう。

その他、試験の詳細は、乙4類と同じですが、大きく違うのは、試験日が乙4に比べて少ないことです。

また、過去問は、各類ごとも有りますが、「4類以外」をまとめて出版されています。過去問は、受験する類ごとの教本が少ないので、1,2,3,5,6類まとめて有る教材でも十分です。

また、4類のように日常接する危険物と違い、聞いたことない危険物がたくさん出てきます。受験の前にしっかり覚えましょう。

ビルメンの場合、配属先が化学系の研究所であったりすると、意外に重宝される場合があります。

危険物乙4類を持っていると、その他の類の資格取得は比較的たやすい

最初に危険物乙種第4類の取得で苦労された方も多いかと思いますが、他の5種類何て無理だと思っていませんか?

第4類を持っていれば、他の類の試験は法令免除ですし、それぞれの試験範囲が狭いので、学習時間が短くても資格を取得しやすい特徴が有ります。

危険物乙種全類コンプリートは、取り組めば比較的達成しやすいと言えます。

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危険物乙類コンプリートと甲種危険物の違いについて(実例)

危険物乙類をコンプリート(全制覇)すれば、甲種と同じ?

危険物は、危険物乙類をコンプリートまたは甲種を取得すれば、全種類の危険物が扱えますが、実は少し違う点があります。

これはそういう風に誤解してる方も多いのですが、微妙に違いがあります。

危険物乙類全類コンプリートと甲種危険物の違い

危険物乙4以外の資格を目指す方は、甲種危険物の取得も視野に入れているかと思いますので、高所危険物についても、少々解説します。

まず、危険物乙類全類コンプと甲種危険物は、取り扱いにおいて差はありません。

すべての危険物の取扱ができます。また、危険物の保安監督者になる場合、乙類は持っている類に関する危険物の取扱実務経験が6か月以上あれば、経験のある類の保安監督者になることができます。

具体的には、乙類コンプの方が、ガソリンの取り扱いを6か月以上経験すれば、第4類の保安責任者になれます。

ただし、他類の危険物で6か月の経験がない場合は乙類の資格では保安監督者になれません。

危険物乙類は、6か月以上経験した類の危険物だけ、その類の保安監督者になれるのです。

甲種危険物免状の特権

甲種危険物の免状取得者は、どれかの類の危険物取扱経験が6か月以上有れば、他の未経験の類でもいきなり保安監督者になれます。

危険物乙類全類コンプリートと甲種危険物違いはこれだけです。

甲種って、最強こういう面では最強です。経験のない危険物まで、他の類の危険物取扱経験でいきなり保安監督者になれます。

つまり、経験なくても知識が十分にあるということかと思います。

通常は乙類コンプリートで、すべての危険物が取り扱えますから問題はないのですが、稀に「保安監督者を選任できる人が居ない問題」が発生する場合があり、企業側がアタフタすることが有ります。

乙コンプリートと甲種の違い(私が体験した具体例)

NAS電池導入で起こったトラブル

例えば、乙4類の資格で十分な事業所が有ったとします。この事業所の保安監督者に選任されている方は、乙類はすべて所有しており、しかも4類の取り扱いに長年従事しています。

しかしこの事業所で、太陽光パネルと併せて「NAS蓄電池」の導入が決まり、工事が始まりました。

NAS電池っていうのは、ナトリウムと硫黄を使ってる蓄電池で、危険物第2類と第3類に該当します。

この電池はかなり大型で、ナトリウムと硫黄とも保安監督者の選任が必要となる指定倍数以上の数量を遥かに超えています。

この事業所では、保安監督者として従来の第4類のほか、NAS電池が稼働する前に、新たに危険物2類と3類の保安監督者を選任して消防に届ける必要がでてきました。

危険物資格の取り扱い経験で問題発生

今まで、危険物保安監督者が危険物乙類を全類を持っているので、NAS電池の導入も問題ないだろうと会社は考え、2類3類の保安監督者として長年実績のある第4類の保安責任者を記載して消防申請しようと会社は考えました。

しかし、2類3類の保安監督者が第4類の担当者の、2類3類の消防申請が通らないことが判明します。

第4類の危険物取扱経験は十分で、かつ乙類の資格は全て持っていても、第2類と第3類については、資格はあっても、「取り扱った経験」がなかったのです。

危険物乙類の資格では、取り扱った経験が6か月以上ある類にのみ、保安監督者になれるのです。

この事業所では、結局、工事期間中に危険物担当者に甲種危険物資格を取得してもらう事で解決しました。

甲種危険物試験に不合格だったら、6か月間は外部委託に頼るしかなかったのですが、無事回避できました。

甲種危険物の威力

甲種危険物の資格保有者は、どれかの種類の危険物の取り扱い経験が6か月以上あれば、他の全く経験のない危険物であっても、いきなり保安監督者になれるのが最大の特徴です。

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危険物取扱者乙種第4類以外を取得する意外なメリットまとめ

あまり人気がない危険物第4類以外の資格ですが、意外なメリットをまとめてみました。

  • ビルメンの場合、資格手当が増える場合が有る
  • 危険物未経験でも、指定された乙種を4種類取得することで、甲種危険物取扱者の受験資格を得ることが出来る
  • 乙種危険物のコンプリートが簡単で、すべての危険物が扱えるようになれる
  • NAS電池の新設で慌てる事業所が多く(NAS電池は乙2類、乙3類が必要)、持っていると重宝される

ビルメンは危険物乙種の取得は、資格手当に非常に有利ですが、乙4類だけだと手当は1件ですが、乙類6種類全部持っている場合、資格手当が6倍になる会社が多い様ですから、昇給のためにも是非全類の取得をお勧めします。

また甲種危険物は是非欲しいですよね。何といってもカッコいいです。まず受験資格を得ましょう。

また、配属された現場で、思わぬ役に立つ場合が有ります。

危険物4類だけでなく、ぜひ危険物乙類コンプリート、そして甲種危険物の資格取得を目指して欲しいと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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