ビルメンの資格4点セットは、ビルメンが揃えるべき資格として有名ですが、これが普通のサラリーマンの年収を超える足掛かりにもなりうることを記事にしました。
これは、私がビルメンの世界に飛び込んで、この4点セットの取得を混ざ下のですが、中年になっての勉強とはいえ、必要だと感じたため必死に勉強しました。
その結果、いくらかは給料が上がりますが、サラリーマンの収入には敵いません。
しかし、勉強癖が付いたことで、設備管理業界では難関と言われる、電験やエネ管、ビル管、一令などを、隙間なく受験して、資格を得ることで、気が付けば、1000万超えのハイクラス求人のオファーが来るまでになって居ました。
中高年でビルメンに転職した方々は、まずは4点セットの資格を取って、頭を活性化するとともに、勉強する習慣を身に着けると、次は難関資格に商戦で切る体制が整います。
これが、ビルメンが普通のサラリーマンに年収を超える足がかりになるのです。
私の実例を交えての記事ですので、ぜひ読んでみてください。
ビルメンの資格4点セットは、普通のサラリーマンの年収を超える足掛かりになります
管理人が40代でリストラされたときの事例を紹介
私が経験したリストラですが、中高年の転職は非常に厳しいものが有りました。
特別なキャリアや、資格を持っていれば別かもしれませんが、中高年での転職で正社員での採用は困難ですし、良くて準社員、嘱託社員、派遣、アルバイトになってしまうのではないでしょうか?
私も会社の大リストラに遭遇し、多数の同僚たちと一緒にまとめて失業の憂き目を見ていますから、中高年の転職の困難さは身にしみています。
私の知るリストラ組のうち、若い方は正社員採用も有りましたが、中高年で正社員採用での転職ができたのはビルメンを選択した私だけでした。
同じくリストラされた仲間は、準社員で頑張りつつ社員採用試験を狙ったり(年齢的にまず無理な感じ)、とりあえずバイトを掛け持ちするなどして働いたりしましたが、バイトでも辞めると生活が出来なくなるので抜け出せなくなっていく感じです。
中高年の転職で正社員を狙うなら、意外にも設備管理業界、いわゆるビルメンをお勧めするのがこのためです。
中高年の転職、ついこだわってしまう前職のキャリア

前職でバリバリ働いてたのに、ビルメンは嫌だなぁ
例えば前職でメーカーの設計開発技術者だったとか、部長だったとか、旧帝大卒などですが、中高年の転職の場合、自分のかつての栄光やキャリアにこだわるとかえって悪いほうに作用してしまうことが有ります。
採用する側からすると、『元部長』は、うるさそうですし仕事しなそうですし、高給を要求してきそうで面倒だと感じるかもしれません。
過去のキャリアはきれいさっぱり流して、新しい仕事に向かう気持ちが転職に成功する秘訣かもしれません。
中高年で転職したビルメンの年収について
ビルメンといえど、正社員採用ですから、アルバイトと違って社会保障などの観点からもメリットが大きいです。
ビルメンの年収平均は、およそ360万円ほどと言われており、一般のサラリーマンの平均より低いかも知れませんが、それでも月当りに換算すると約30万円です。
アルバイトで毎月30万円を稼ぐのはしんどいと思いますし、アルバイトなど正社員でない場合、国民健康保険料等の自己負担もバカにできません。
ビルメンはボーナスも有るし、給料を上げる方法も有る
ビルメンの場合、年間2か月程度のボーナスが有る場合が多いです。
しかし基本的には昇給も昇格もないのが一般的ですが、この点がビルメンを避けてしまう理由の一つではないかと考えています。
しかし、ビルメンは自分の頑張り、つまり設備関連資格の取得によって、給料やポジションがどんどん上がる仕組みが有ります。また、設備管理の経験値が上がっていきます。
ビルメンは、難関な資格を取得して、キャリアを数年積めば4桁万円の収入を得る転職も可能なのです。
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普通のサラリーマンの年収を超える足掛かりとなるビルメンの資格4点セットとは?
ビルメンの資格4点セットとは
ビルメンに必要とされるのは、学歴・職歴・年齢等は関係なく、持っている資格と経験年数です。
ビルメンとして必要な資格は主に設備管理系の死角ですが、まずは取っておきたい基本的な4種類の資格は、ビルメン4点セットと言われるものです。
これに消防設備士乙6類(消火器)を加えた5点セットと言われる場合も有りますが、4点セットを取れる方であれば、消防乙6類は容易に取得可能でしょう。
ビルメンなら撮っておきたいビルメン4点セットは以下の通りです。
【ビルメン4点セット】
- 危険物取扱者乙四類:通称『乙4』(燃料や油を取り扱える)
- 二級ボイラー技士免許:通称『2ボ』(ボイラーを扱える)
- 第二種電気工事士:通称『2電工』(コンセントなど電気工事ができる)
- 高圧ガス取扱者(第三種冷凍機械):通称『三令』(冷凍機を取り扱える)
おまけ(5点セット)
- 消防設備士乙6類:通称『消防乙6』(消火器の点検ができる)
ビルメンが資格をとる環境について
私がビルメンに転職した時、面接時点で二級ボイラーしか持ってなかったのですが、ボイラー免許が必要な現場の欠員による応募で有り、ボイラー技士がいないと非常にまずいと状況だったようで、欠員補充のための即採用になりました。
現場に配置されると、ビルメンたちの間では持っている資格で優劣が決まることも知りました。
実力や年齢は関係なしです。
逆に言えば、資格を取れば給料面でもポジション的にも優位になることを知りましたので、二級ボイラー技士免許しかない私でしたが、仕事中の待機時間を利用して資格の勉強を始めました。
ビルメンは仕事の待機時間が多く、資格取得の勉強がOK
ビルメンの仕事は、勤務時間中であっても待機時間中は勉強してもOKな場合が多いです。
むしろ、会社やオーナー会社様からも資格取得は推奨されてました。
全く資格を取る気がない方も多数いますが、会社の受験料などの応援もあることから、私は4点セットをまず揃える決意をしたのです。
生活が懸かっていますから、『最短で』取得しようと考えていました。
ビルメン4点セットのメリット
ビルメン4点セットが有ると以下の点で有利になります。
【ビルメン4点セットのメリット】
- 未経験でも設備管理業界に転職がしやすい
- 設備管理業界内での転職が簡単
- 資格手当で、給料が上がる
- 4点セットで、小さな現場の現場責任者になれる(現場主任手当などで昇給する)
①は、中高年の転職の場合、正社員採用に採用されやすくなることです
②は、ビルメンが、給料の良い他の現場や、他のビルメン会社への転職が比較的容易なことです。
③資格手当が手厚いのは、ビルメンの特徴です。サラリーマンが定期昇給するのに1年かかって数千円のUPですが、ビルメンは資格を取った場合、翌月からすぐに給料が上がりますから、異常な速度で給料が増えます。
④4点セットがあれば、数人しかいない小さな現場の責任者になれます。この場合も、責任者手当などで給料が上がります。
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ビルメン4点セットをなかなか取れない理由

ビルメン4点セットは通信教育か職業訓練校がおすすめ
ビルメン4点セットはビルメン会社への転職や昇給に有利ですが、ハローワークに押し寄せる求職者がこの4点セットを取れない理由があります。
【ビルメン4点セットがなかなか取れない理由】
- 4点とも、国家試験を受験し合格する必要がある
- 合格のための勉強をする時間と労力が有る
- 4点セットを全て揃えるためには、約1年程度かかる
①ビルメン4点セットは、いずれも国家試験で取得する必要が有りますが、受験料、免状発行手数料、交通費などが必要で、日程によっては仕事を休んで受験する必要があります。
普通の会社員ならば、受験の日くらいは有給を取れたりしますが、休職中でアルバイトしている場合は、意外と困難だったりします。
②4つとも国家資格ですから、ある程度の勉強が必要です。
テキストや過去問題集の購入費用の負担、ボイラー技士などは講習会の参加が必要で、失業者には負担が大きくなりますし、それらを学習する時間も必要です。仕事やバイト、求職活動で疲れ切った後に勉強をするわけですから、それなりの決意が必要です。
③4点セットをそろえるためには、約1年の期間が必要ですので、これも根気が必要です。
私の失業中の知人たちは、経済的・精神的・時間的・体力的に切羽詰まっていて、転職活動中に1年かけてビルメン4点セット資格取得をするのは、現実的に無理な話でした。
家族のために目先の収入を確保しなければならず、アルバイトで妥協し、その激務に資格取得どころではない状態になることは、中高年で転職の憂き目にあった方なら理解できるかと思います。
会社員だったころには簡単に出来ることが、休職中はなかなかできなくなります。
ビルメン4点セットは通信教育、失業中なら職業訓練校のコース参加がお勧めです。
特に、冷凍機械と第2種電気工事士は、やったことが無い方にとって独学は敷居が高いでしょう。
ビルメン4点セットは、人生の保険にもなる
私が求職中の時は、昔取った2級ボイラー技士をたまたま持っていて、偶然にもボイラー技士募集で採用されたというラッキーなことが有りました。
つまりビルメン4点セットは全て揃えなくても、ビルメン会社に採用される場合が大いにあるからです。
人生何が有るかわかりませんので、ビルメンになる予定が全くない方でも、余裕が有るうちにこのビルメン4点セットの取得をお勧めします。
また、この4点セットの資格は、持っていても維持費はほぼ掛かりません。危険物乙4の10年ごとの写真更新費用くらいです。
大型自動車免許も、万が一に備えて持っていると良いと言われますが、中高年になってからのいきなり大型トラックのドライバーは、体力的にきついでしょう。
私も、大型自動車、大型特殊、けん引免許を持っていますが、使うつもりは今のところ有りません。
ビルメン4点セットを取得する順番について
①危険物乙4類
危険物乙4は、誰でも受験が出来ますから、真っ先に取得しましょう。学習時間も短くて済み受験料も比較的安いです。
教材も沢山あり、きちんと取り組めば比較的短期間で合格できます。
試験の回数も多い資格ですから、真っ先に取得することをお勧めします。
この資格を持っていると、比較的仕事が楽で採用されやすい深夜のガソリンスタンドでバイトが出来ることが大きなメリットです。
②二級ボイラー技士
これも、マークシートの試験は合格しやすく、受験料も安いです。
ただ、免状取得には、筆記試験に合格しても、更に実日講習の受講が必要で、講習費用も掛かります。
この実技講習が難儀しますが、試験自体は比較的合格しやすいです。
③冷凍3種
一般にはなじみのない資格です。
ビルや施設を冷房するための装置の扱いに必要な資格で、ビルメンには必須です。
冷凍3種はマークシート式の国家試験ですが、『冷凍理論』が、初めて見る方も多く、試験の難関な部分です。
これらは通信教育や各種教材、テキストや参考書を駆使してしっかり勉強すれば合格できますが、苦労される方も多い様です。
自信がある方は、いきなり二令や一令も受験できます。二令を撮ると、ビルメン会社内では有利になります。
④第2種電気工事士
第2種電気工事士は電工2種とか2電工と言われます。
まず学科は電気理論で面喰う方も多いでしょう。
冷凍試験同様、通信教育や各種教材、テキストや参考書を駆使してしっかり勉強すれば合格できますが、計算問題を避けて通れませんので苦労される方も多い様です。
また実技試験は、実際に課題を作成する必要がありますが、まず何をどうしたら良いかわからないでしょう。実技試験のための練習用の材料や、専用工具の購入も必要です。
電気工事士は、練習材料や道具の準備、正しい作業方法を学ぶ必要がありますが、正しく最新の受験対策がわかる資格試験関連の通信教育の受講をお勧めします。
第2種電気工事士は、実技試験が有りますのでしっかり訓練しましょう。
技能試験に必要なものを揃える場合は、実績のある専門サイトから購入し、実技試験対策をするのが間違いないです。
1点ずつ自分で揃えるのは非常に困難ですし、材料に漏れがありますからお勧めしません。
また実技試験には、重要なポイントが有りますので、きちんと学べば電工2種の合格は比較的容易です。
実技だけ練習したい方などは、実技試験練習用材料や工具はアマゾンでも購入可能です。
お勧め資格取得の順番
4点セットは、以下の順番がお勧めですが、撮りやすいものから取得しても何の問題も有りません。
- 危険物取扱者乙種第4類
- 二級ボイラー技士
- 冷凍3種(高圧ガス取扱者第三種冷凍機械)
- 第二種電気工事士
ビルメンの資格4点セットは、普通のサラリーマンの年収を超える足掛かり、資格取得はお得
ビルメンになった場合、4点セットが揃っていない方は、必ず会社から資格を揃えるよう言われるはずです。(強制ではないのですが、必ず言われます)
ビルメンにとって、資格取得は、仕事の一部みたいなものです。
そのため、資格取得をするビルメンには、非常に手厚い支援があります。
【ビルメンになってからの資格取得はこんなにお得】
- 仕事の待機時間などに勉強できる(むしろ推奨される)
- 資格関連テキストが、現場に有る、または同僚が持っている
- 資格取得のアドバイスについて、同僚から直接聞ける
- 資格試験の受験料、免状申請手数料等の受験費用が会社持ち(ただし、合格した場合に限る)
- 試験日は、出勤扱い(会社によってマチマチ、交通費は出ない場合が多い)
- 合格すると、次の給料から資格手当が加算され昇給する(スピード対応)
失業中に4点セットの資格を取るのは、経済的にも時間的にも、困難ですが、ビルメンになると資格の勉強天国です。
合格した場合は、受験料は会社持ちというのが難点ですが、試験に落ちると自分持ちは避けたいという気持ちから余計に頑張れると思います。
(参考)ビルメンの資格手当
会社によって違いは有りますが、私がいた会社の資格手当はおよそ次の以下の通りでした。
【毎月加算される資格手当(主なもの)】
- ボイラー2級:2,000円/1級3,000円/特級5,000円
- 危険物乙種:1つの類につき2,000円/甲種5,000円
- 消防設備士甲種1つにつき3,000円/乙種1つにつき2,000円
- 電気工事士2種:2,000円/1種3,000円
- 冷凍機械3種2,000円/2種3,000円/1種5,000円
- ビル管10,000円
- エネ管10,000円
- 電験3種15,000円/1種2種:40,000円
他:高圧ガス、公害防止管理者、放射線取扱者、火薬関連、宅建や行政書士など、驚くほど多数の資格手当があります。
資格手当対象資格を取ればとるほど、給料が上がる仕組みです。
4点セットを取ったら、会社規定の資格手当をしっかり見るべし!
私がビルメンになった時、棚にあった給料規定の資格手当一覧を見たとき、手が震えました。
中には、およそビルメンとは関係のない、公害防止関連資格、宅建や事務系資格等々があり、数ページに渡る一覧表でした。
そこで、ビルメンになったら「実務に関係なくても簡単に取れて種類が多い資格がねらい目」だということに気が付きます。
ビルメンで資格手当を稼げる筆頭は、「危険物」と「消防設備士」
前述に、「資格手当金額」によると、消防設備士は特類含めると8種あり、全部取れば最大22,000円の昇給、危険物は乙種6種類そろえれば15,000円の昇給です(笑)
これが、毎月支給ですから、かなり大きいですし、ボーナスも若干増えるでしょう。
サラリーマンの昇給は、近年は1年まってもわずか数千円程度で期待できませんが、ビルメンの昇給は自分次第です。
家族のためにも、待機時間に昼寝や漫画どころではない
中高年は、お子さんの学費が掛かる時期でもあることが多いでしょう。家族のために頑張ることは非常にモチベーションが上がります。
がっつり勉強しながら、合間にスマホで最短試験スケジュールを確認してネット申し込み、簡単な資格は申し込んでから勉強スタートして、バンバン取りに行くことになるわけです。
この会社での4年間は大学受験の時よりも勉強しました。
また、落ちると受験料が自分持ちですから、一発合格することに必死でした。
※ただし、危険物甲種を取ると5,000円加算ですが、下位資格である乙種の2,000x6=12,000円が消えてしまうという謎ルールが有る場合も有りますので、結果として、上位資格を取得すると、資格手当が減る場合もありますので、規定をよく読みましょう。
ビルメン会社は、従業員の保有資格が多いほど、契約を取る際の強い武器になるので、強烈に取得推奨していますから、遠慮する必要はありません。
ビルメンの資格4点セットがあれば、普通のサラリーマンの年収を超える?
結論から言いますと、4点セットだけでは「無理」です。
でもタイトル通り、普通のサラリーマン年収を超えられる足掛かりになります。
4点セットを揃えた直後の変化について
ビルメン4点セットを揃えたあとは、意外な変化が起きています。
- 試験のための学習習慣が身についてきて、勉強が苦にならなくなる
- 脳が活発化していて、どんどん頭に入る状態
- 試験慣れしてくる(勉強のコツがわかってくる)
- 成功体験を積むことが出来る(やれば出来るんだ!)
- 資格手当など少々実入りが増えてくる
- 周りからの見る目が変わってくる
このような良い状態になって居ますから、ここで勉強を辞めるのはもったいないのです、
上を目指しましょう。
4点セットは「足掛かり」、上を目指す舞台は整いました
4点セットが揃ったら、間を置かず、頭や体が良い状態になっているうちに上位資格に挑戦しましょう。
常に試験を受ける状態にすることです。
冷凍3種の上位資格
冷凍3種は、冷凍2種または冷凍1種の勉強を始めましょう。
3種の勉強が役に立ちますし、意外といけるはずです。
乙種危険物第4類の上位資格
乙種危険物第4類は、まずは乙種のコンプリート(全種類)を目指しましょう。
目的は「甲種危険物取扱者資格」です。
甲種危険物の資格を乙類で得る場合、上手に4種類取得すれば、受験資格が得られます。
おススメは、乙種危険物の3,4,5,6類(4類は持っているはずなので、残り3,5,6類です)
全部または、指定の4種類を取得したらすかさず、甲種危険物の勉強を始めましょう。
2級ボイラー技士の上位資格
2級ボイラー技士の上位資格といえば1級ボイラー技士ですが、法改正により、2級ボイラー技士の資格がが有るだけで、1級の受験資格になりました。
試験はすぐに受けられますので受験して合格だけしておきましょう。1級ボイラー技士は合格率も高く敷居が低いです。
※免状申請は実務経験等が必要です。
第2種電気工事士の上位資格
第2種電気工事士の上位資格といえば、第1種電気工事士ですが、はっきり言って狙う必要はありません。
最後に狙うは、電験3種ただ一つです。
とはいえ、これが最難関かと言えます。
電験3種なんて無理?
いきなり勉強しても実際には無理でしょう。
でも、1、2年間、4点セットやその上位資格試験で頑張っていると、以前の自分とは何かが変わってきています。
そうです。頭が冴えてきていて、勉強の習慣がついているのです。
学生の頃、イヤイヤやっていた勉強とは環境が全然違います。
自分から人生を打開したいと一念発起して、成功体験を積んできていますので、学生時代とは全く違うのです。
学校の勉強が出来なかったけど電験3種?
学生といえば10代ですよね。血気盛んですし、異性にも興味があるし、何といっても子供なのです。
これが大人になると、学生時代に全く理解できなかったことがあっさり理解できる場合が有るのです。
10代は勉強ができないのが普通で、勉強ができた方は、頭脳の発達が早く、更に受験のノウハウなどが叩き込まれた結果でもあるのです。
これは実に不思議な現象なのですが、私も学生時代は全然勉強が出来なかったのですが、20代後半社会人の技術者として働いていたころ、某有名大学の入試問題を見て、「なぜこの程度の問題が解けなかったのだろう」って感じました。
ですから、電験3種、見ただけで無理と思わず、上位資格が揃ってきたら是非チャレンジしてみてください。
ビルメン4点セットの取得後、上位資格も取得できたなら、電験3種取得の可能性は十分あります。
電験を取得すれば、一般サラリーマンの年収は超えられる道が開けます
電験を取得すれば、一般サラリーマンの年収は超えられることをモチベーションの一つにして頑張ることが大事です。
もちろん電験3種を取るだけでは大した年収増にはなりませんから、転職エージェントなどを活用することが必須となりますが、収入は大きく上がるはずです。(地元の求人広告などは良い案件はないように感じます)
更に頑張って電験2種を取得すれば、年収1000万も有りますし、設備管理職の最高のポジションで仕事が出来ます。
※ネット上で電験2種取って年収300万は、電験の資格を使っていないからです(電験を取っただけでは収入は増えません)
私は、高卒でありながらビルメン会社に入社して、4年かけて電験2種まで取得し、2年間特高現場で実務をこなし、再転職しています。
何もしていなければ、未だにただのビルメンだったでしょう。
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ビルメンの資格4点セット以外でも、普通のサラリーマンの年収を超える足掛かりは有ります
ビルメンの資格で避けて通れない、電気理論や冷凍理論ですが、「どうしても苦手」という方も居るかと思います。
この場合は、ビルメン4点セット以外にも目指す資格が有りますので、ちょっと紹介します。
マンション管理士と管理業務主任者のセット受験
マンション数が増加傾向にあり、いまや約10人に1人が分譲マンション住まいという時代です。
マンションは、修繕管理費を積み立てており、定期的な修繕や建て替えなどを行います。
これらの修繕の問題を解決するプロとして求められているのが「マンション管理士」と「管理業務主任者」です。
この「マンション管理士」と「管理業務主任者」試験は、合格率が10%台と低い難関資格では有りますが、きちんと学べば、なんと試験科目に重複が多いことから、両試験のダブル合格も目指せます。
これらの資格を取得すると、ビルメン会社から不動産管理会社への就職・転職に有利ですし、ビルメンでも資格手当が付与されることがあります。
何といっても、高齢者でも資格を取得して働くことが可能で、他の資格とダブルライセンスを取得することで独立開業まで可能になる、一般にはあまり知られていない穴場的な資格です。
合格すれば職に困ることは有りませんが、ビルメン4点セットよりも難易度が高い傾向です。
現役ビルメンの方も、この二つの資格を目指す方が多いのですが、合格率が10%台ですので、独学ではなかなか受からないのが現実です。
当サイトでは、マンション管理士と管理業務主任者の資格取得は、通信講座の受講を勧めています。
ビルメンとは違う仕事にチャレンジするなら、マンション管理士と管理業務主任者の資格取得がお勧めですし、ビルメンの実務経験も役に立つはずです。
一つづつ、受験するのもOKですが、マンションアンリ氏に試験に合格後、間髪を入れず、管理業務主任者の勉強を始めると結果が良いように感じます。
通信講座ならではの充実したフォロー(Facebookグループによる質問対応,定期カウンセリング,直接指導など)がありますので,孤独な戦いからは解放されます。
使えるものは活用して、ビルメン脱出も一つの方法です。
電気が苦手なら、法律系の宅地建物取引士(宅建)と行政書士を狙う
私の周りにも、どうしても電気が嫌いという方が居ました。
生理的に嫌いでは勉強もはかどりませんが、そういう方は、文書関連に強い方が多いのです。
そのようか方には、法律関連で、比較的合格が現実的な資格に挑戦すると成功しやすいです。
おススメは、宅地建物取引士(宅建)と行政書士です。
チャレンジしなければ、生涯、ビルメンとしてすごすか、資格を取って人生の選択肢を広げるかです。
この二つの資格も、ビルメンの資格手当の対象になって居る場合が有ります。
法律系は、独学ではまず無理ですので、専門学校に通うか、通信教育が必須でしょう。
法令関係は、専門学校に通うか、通信教育でないと合格は困難です。ビルメンで資格を取得するなら、通信教育が合格への一番の近道です。
これらの資格所得は、更に難易度の高い資格取得のきっかけにもなります。
また、ビルメン4点セットに必要な化学(危険物)や電気(電気工事士)や冷凍理論(冷凍3種)、熱理論(ボイラー技士)が苦手な方には、法令関係の資格所得を検討されると良いでしょう。
ビルメンの資格4点セットは、普通のサラリーマンの年収を超える足掛かりまとめ
ビルメン4点セットのまとめです。
- 休職中にビルメンテン4点セットを取るのは、時間的にも困難なので余裕のあるうちに取得しておくと精神的にも楽
- ビルメン4点セットは人生の保険にもなるので、まさかに備えて取得しておくと安心
- ビルメンになったら、4点セットは現場で不要でも、将来のためにキッチリ揃えておく
- ビルメン4点セットは、上位資格を目指せる足掛かりになる
ビルメン4点セットは、ビルメンにとって必須ともいえる資格ですが、揃えて満足せず、どんどん上位資格を狙うことをお勧めします。
そして最終目的は電験3種です。
数年かかるかも知れませんが、達成すると人生が大きく開けます。
また、4点セット以外にも、マンション管理士と管理業務主任者の取得や、宅地建物取引士(宅建)と行政書士を狙うのも一つの方法です。
ビルメン4点セットのまとめですが、この記事で伝えたいことは、これらの資格取得は、「上位資格の足掛かり」になることです。
この記事を読んだ方が、数年後、電験の資格や、法令関連の資格を取得して、新しい人生を歩みだすことを祈っています。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。